将来有望な学生相撲横綱誕生の瞬間を目にしよう!
皆さんは学生相撲というものをご存知でしょうか?
大学の相撲部に所属する学生が体重別の個人戦や団体戦を行うもので、大相撲とは様々な違いがあります。ルール面でいえば、大相撲では認められている肩より外側から振りかぶって打つ張り手が禁止されています。
大相撲は儀式的な側面が強いですが、学生相撲はスポーツとしての側面が強いです。試合を取り仕切るのは行司ではなく審判だったり、土俵の上でしこを踏むといった点も異なります。
そして、最大の違いはほとんどの試合がトーナメント形式で行われるという事です。そのため、一番ごとの緊張感が高く、大相撲とは違った雰囲気の中で観戦を楽しむことが出来ます。特に緊張感が高まるのは、日本相撲連盟などが主催する学生横綱を決めるトーナメントです。
なぜなら学生横綱になった学生には角界に入門した際、幕下15枚格でデビュー出来る幕下付出の資格を得ることが出来るからです。
通常の入門の場合は基本的に序の口からのスタートですが、この資格を得ることが出来ればいきなり上位からスタートができ、関取への道も非常に近くなります。
そのため、このトーナメントは非常に重要なもので手に汗握る熱戦も多く、一見の価値があるでしょう!